クラシックなスチールフレームのモーターサイクル
ヘリテージ

岡田 匠のプロフィール写真
東京都

岡田 匠

東京のカスタムビルダー

カーボンカウルとチタンシャーシのオーダーマシンを手がける職人。溶接と塗装の現場から、一台が生まれる場所を語る。

カーボン以前、モーターサイクルは鋼の詩だった。NortonやTriumphのクラシック、Harley-Davidsonの鉄の鼓動、補修できるという安心。歴史は博物館だけのものではない。

溶接が残した文法

接合部のビードは、強度と美の両立だった。現代のTIG溶接美とは異なる文法だが、意図の可視化という点では通じる。Indianのヘリテージも、同じ鋼の記憶を受け継ぐ。

クラシックなスチールフレームのモーターサイクル
クラシックなスチールフレームのモーターサイクル

古いフレームは、過去ではなく、続く技術の証言だ。

しなりという乗り味

数値剛性だけでは語れない快適さ。スチールは、路面のノイズを編集する。その感覚を知るライダーは、今も素材を選ぶ理由を持つ。

ヘリテージバイクのディテール
ヘリテージバイクのディテール

現代工房での再生

レストアと新造のあいだで、スチールは選択肢として生きている。伝統は保存ではなく、更新である。

金属を扱う職人の手
金属を扱う職人の手

補修できる文化は、長く愛される文化だ。

カテゴリー: ヘリテージ