長い影がタイヤに寄り添う。北の夏は短いのに、一日の光は長い。その矛盾が、写真を面白くする。
影が相棒になる時間
南の強いコントラストとは違う。北の影は柔らかく、長い。ライダーの姿は、風景の注釈になる。
北の光は、説明より沈黙を求める。
畑道の夕暮れ
金色に傾く直前の十分間。露出を守りつつ、風で揺れる草を待つ。焦ると物語が薄くなる。
沈黙の編集
キャプションを短くする勇気。写真が語るなら、文章は余白でいい。フォトエッセイの本質は、そこに近い。
長い一日の光は、短い夏への手紙だ。
カテゴリー: フォトエッセイ