朝の光の中を走るスーパースポーツ
ジャーナル

斎藤 美月のプロフィール写真
京都府

斎藤 美月

京都のモーターサイクルカルチャー編集者

古都の裏道とカフェをバイクで結ぶ。ライディングカルチャーと日常の美学をテーマに執筆。

今号のテーマは、シンプルで深い。「モーターサイクルのある人生」。通勤の一本道から、しまなみの長い橋まで。エンジンの鼓動に耳を澄ませる時間が、人の一日を少しだけ丁寧にする。編集部は速報やスペック表ではなく、風景と手仕事と声を軸に特集を組んだ。

特集の骨格——速さより、続くこと

ラグジュアリーマガジンとしての本誌が大切にするのは、所有の誇示ではない。続く習慣、整った手入れ、静かなコミュニティ。DucatiもBMW Motorradも、手入れのリズムが人生の輪郭になる。特集の各篇は、その「続くこと」を異なる角度から照射する。

日常の中にあるモーターサイクルの風景
日常の中にあるモーターサイクルの風景

速さではなく、続くこと。それがモーターサイクルのある人生だ。

インタビューと工房——人の手が語る

東京のカスタムビルダー、京都のカルチャー編集者。現場の言葉は、カタログより具体的だ。溶接のビードも、カフェの余白も、人生の輪郭になる。

シャーシが組まれる工房の光
シャーシが組まれる工房の光

旅と写真——日本の道を読む

瀬戸内のスローツーリング、北海道の風の道、朝光のフォトエッセイ。距離の数字より、潮の匂いと北の沈黙を残した。読み終わったあと、次の週末のルートが頭に浮かべば、それで十分だ。

特集はゴールではなく、次のスロットルへの余白である。

本号を通読する読者には、完成車のロゴの向こうにある手仕事と、地図の点のあいだにある空気を想像してほしい。それがcyclejournalの編集方針だ。

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